こんにちは!
弓道の
矢取りとは
的の付け方や位置とは
弓道における稽古とは
見取り稽古 工夫稽古 数稽古
イロイロ解説します!!
矢取りの作法とは?
弓道には様々な作法があります。
もちろん、矢取りにもちゃんとした作法があるんです!
1.安土に向かう前に、射場で誰も弓を引いていないことを確認
・・・誰か引いていて、もし人に矢が当たってしまったら危険ですもんね。
2.誰もいないことを確認したら、「矢取り入ります」と言ってから、安土へ向かう。
・・・弓道アニメのツルネでも、ちゃんと男子たちが言ってました!
矢取りはいりまーす! #ツルネ #tsurune_anime pic.twitter.com/9hR2W6vLvF
— そらまめ3号 (@sora_mame_003) 2018年11月18日
3.安土に着いたら、矢を抜く。
・・・ここで大事なのが
・矢の左側に立って抜く
・的心(的の中心)から遠い場所から抜く
・横に力を入れないように、真っ直ぐに抜く
・的に中った矢は左手で的を押さえて、右手で抜く
です。
4.矢を抜き終わったら、雑巾などで矢を拭きます。
・・・矢には安土の土がついているので、次の人の為にしっかり拭きます。
ハイ!矢を抜き終わったし、矢も拭き終わったから、これで終わり!
じゃないんです!!まだあるんですよ~
射場に戻るまでも作法があるんです。
5.射場に戻る時は、右手で矢尻(矢の先端)を持ち、左手で矢の真ん中くらいを持つ。
矢羽の向きは、必ず上座(神棚、射場)を向くように持つ。
いや~、たかが矢を抜くだけと思いきや、ちゃんと作法があって大変なんですね!
これぞ日本武道!!という感じがしますね。
的の付け方や位置は?
弓道で必要なのが、中てる目標となる的。
弓道では、あてる を 中てる と書きます。
この的にも、付け方や位置に決まりがあるんです。
#部活別ぶつけんぞ
あ゛??候串(的の軸)ぶつけんぞ pic.twitter.com/kRLD8fcEZX— しせる🍆 (@uma_nasudouhu) 2016年6月12日
まず、的を付ける時は、候串(ごうぐし)というものを的に付けます。
この時、候串の長い側が的の外側にくるようにします。
次に、的をつける高さの目安として、拳一つ分上辺りに候串を刺します。
ここまでできたら的の高さ、傾斜を計ります。
高さは、的の中心が床から27cm
傾斜はほぼ垂直の5度とされています。
的の高さが1cmしか違わなくても、28m離れた射場から見るとはっきりわかる違いになってしまうので、的付けも重要なんです。
弓道でいう稽古とは?
弓道の稽古には「見取り稽古」「工夫稽古」「数稽古」の三つがあるといわれます。
一つずつ解説しましょう!
見取り稽古とは?
弓道アニメツルネの中で、コーチのマサさんが
「見取り稽古って言葉があるだろう。
射るだけが練習じゃない。
見て、考えて、糧にするのも練習だ。」
と言っていました。
その通り!見取り稽古も立派な練習なんです。
多くのスポーツでは上手い人の真似をしろ!と言われますね。
この真似をするために行うことが、見取り稽古です。
師範の方や先輩などが引いてる姿を見て、真似をしたい部分を見つけます。
その真似を取り入れた自分の姿をイメージします。
このイメージが大事なんです。
この部分を真似するには、一つ前の動作をこう変えて…と考えることができます。
工夫稽古とは?
見取り稽古で頭の中でイメージができたら、実際に自分で弓を引いて試します。
この、考えて、じっくり引くことを工夫稽古といいます。
工夫稽古により、ある程度の感覚を掴むことができます。
また、このときに先輩や師範の方に自分の引いてるところをみてもらい、アドバイスをもらうのも効果的です。
数稽古とは?
工夫稽古で感覚を掴めたら、たくさん弓を引くことで定着させます。
これを数稽古といいます。
数稽古を終えて、真似した部分を取り入れるとまた新たな問題点を見つけます。
これを直すために、また見取り稽古をして、方法を見つけます。
見取り稽古、工夫稽古、数稽古。
この3つを繰り返すことが、弓道上達につながるんです!!
まとめ
弓道って、いろいろな作法があるんですね!
こちらで解説した弓道イロイロは、
弓道アニメ
『ツルネ-風舞高校弓道部-』第五話
に出てきますよ。
細かい描写で、弓道の作法もよく再現されています!
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