こんにちは!
「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る」
第2話「I Want It All」
ネタバレ感想です。
今回は、遊園地グループデート回!
純くんと三浦さんの距離がグッと近くなる回でした。
2人の心の温度差にも注目です。
なお、当ブログ iroiro-boxでは
カクヨム、書籍「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を原作としています。
さあ、いってみましょう!
マコトさん役の谷原章介がエロい!
先週、1話の冒頭からベッドシーンでドキドキさせてくれたマコトさん役の谷原章介さん!
今回2話では濡れ場シーンはなく、予告にもあった電話の声だけでした。
が!
これは、エロすぎましたね~!
原作では、艶めかしい声で「ジュン」
背筋に、ぞくりと震えが走った、と表現されています。
うん、艶めかしかった!ゾクゾク!!
原作ではGWという設定で今の季節にちょうどなんですが、ドラマではあえて
「来週たっぷりかわいがってあげるから、それまで我慢しなさい」
純はそれに対し、甘い声で「うん」と返す、と原作にあります。
「うん」だけで甘い声って難しいだろうなぁ、と思っていましたが、純の表情が見事に恋してましたね~!
金子大地くんが、純のキャラを見事に演じています。
谷原章介がお相手なん!?
#よるドラ pic.twitter.com/ES50SdFEey— 茹ぜ子 (@saru5542) 2019年4月27日
そして、来週の予告の純の「待っ・・・て」
が、我慢して待っていた純くんとマコトさんの濡れ場シーンが!
原作では、第3話でゴムなしを要求するマコトさん。
HIV感染を恐れて純が抵抗するシーンがあります。
このシーンかなぁ、とドキドキ妄想してしまいました!
この予告には、原作者の浅原さんもヤバいとツイートしてましたよ。
だいぶ真面目ぶったのですごい俗っぽい話すると予告の「待っ……て」のSUKEBEがヤバかった
— 浅漬ナオト@『カノホモ』NHK総合にてドラマ化決定!(4/20~) (@asahara_naoT) 2019年4月27日
純の母親の愛が胸に刺さる!
純が、遊園地へ遊びに行くことをお母さんに報告するシーン。
原作では、すっぴんでぼさぼさ髪で、だぼだぼのパーカーでトドのように寝そべる母親なんです。
見てるテレビも、GW穴場特集。
なので、雰囲気が大分違います。
お母さん役の安藤玉恵さんのコミカルな演技も味があってよかったです。
なぜか、ドラマの主人公がゾンビになっちゃうシーンで号泣?!とは思いましたが。
このシーンは、原作よりドラマの方がずっと親バカぶりが表れています。
シングルマザーの、母一人息子一人のリアル感が出ています。
原作では、背中から明るい声で
「母さん、孫は早い方がいいからねー」と表現されています。
なんとなく、寝そべったトド母さんがテレビ目線のまま手をヒラヒラさせてる感じがします。
ドラマでは、
「そっか~、純くんに彼女か~」
「見てみたいなぁ。どんな人?」
「私、嫉妬するかなぁ。でも、純くんの選んだ人なら」
そして極めつけ!
「純くんの素敵な家庭を築く未来が今見えた!」
「早く孫が見たいなぁ」
お母さん可愛すぎます!
そして、もうやめてあげて~!
という、純には辛すぎるセリフのオンパレード!
純の事を想うと、胸が締め付けられる思いがしました。
『腐女子、うっかりゲイに告る。』(原作『彼女が好きなものはゲイであって僕ではない』)NHKよるどら、クランクアップしました。金子大地くん演じる主人公、純のお母さん役。現場行くの楽しかったし、原作にはまって何度読んだか知れません。放送は4/20〜全8回。 pic.twitter.com/W2X989u5cG
— 安藤玉恵 (@tamaeando) 2019年3月29日
ドラマならではの世界観と青春に期待!
原作では、純の目線でストーリーは展開されています。
当たり前ですが、小説は一人称です。
純くんと三浦さんの会話のシーンだったら、その会話のシーンはその書いてあるセリフと描写だけ、他には見えてきません。
それがドラマになると、会話している2人の後ろでも、ストーリが小さく展開されているんですよね。
学校は、生徒が多くいるのが自然です。
教室や校庭など青春感が、ドラマの方がすごく伝わってきます。
例えば、2話で、亮平が告白されているのを純が偶然見てしまい、その後校庭で2人歩くシーンがありました。
原作では、実際にこのようなシーンはありません。
亮平は、かわいい子が告白してきても振ってしまい、体が食パンの漫画を描いた子が好きだったというくだりも、純が、心の中で思う描写になっています。
これが会話として再現されると、スッと亮平というキャラが入ってきます。
高校生活ならではの青春感もアリ。
そして、この物語の大事な引き出しの一つ、
「普通って何?」
も盛り込まれてきました。
脚本家の三浦直之さんは亮平のキャラが好きすぎて、亮平のシナリオパートが多くなってしまったんだとか!
確かに、亮平の登場が多いです!
1話では、原作にはない、水族館に亮平が登場シーンがありましたね。
2話では
校庭での純との会話シーン
遊園地の三浦さんに写メを送る
というのが、原作にはありませんでした。
他にも、ドラマならでは!
という点では、スマホで動画を撮ってる演出。
動きがあるからこそ、の高校生デートらしい表現ですよね。
動きがあると言えば、最後の観覧車の中のシーンの、純の欲しい!が暴走するところ。
原作では、「欲しい」という単語が、欲しい、欲しい、欲しい、欲しい、欲しい、…と、11語並んでいます。
ドラマでは、映像ならではの回想シーンとなりましたね。
あの欲しい!が頭の中をグルグルしてるのを訴えるシーン。
純の葛藤、判断を迫られる心情が手に取るように分かりました。
今回の第2話のタイトル「I Want It All」
もちろんQueenの曲です。
直訳すると、全てが欲しい!
三浦さんとのキスシーンの後にバーンと流れて、いかにも!
でしたが、ただの青春もののキスシーンとは違って、心震えるシーンとなりました。
まとめ
「腐女子、うっかりゲイに告(コク)る」
毎週土曜[NHK総合]後11:30〜11:59
・マコトさん役の谷原章介がエロい!
・純の母親の愛が胸に刺さる!
・ドラマならではの世界観と青春に期待!
来週は、いよいよ純が三浦さんと・・・ラブに挑みます。
予告の、純くんの肉まんモミモミ~がなんとも可愛いですね!
次回もお楽しみに!