アニメ・ツルネ

ツルネ鳴宮湊の弓道の早気とは?治った体験談や克服する呼吸法など詳しく

こんにちは!

弓道アニメ

ツルネ -風舞高校弓道部-

2018年10月21日(日)から!

NHK総合テレビ 24時10分~35分
※関西地方は、24時50分から

いよいよ放送開始です!!

さて、湊の弓道の病気

早気って?何??治るの???

詳しく調べてみましょう!!

Sponsored Link

鳴宮湊の弓道の早気とは?

「早気」

はやけ と読みます。

病というと、え、何?!と思いますが、弓道において致命的ともいえるこの早気。

弓をいっぱいに引いてそのまま集中力を高めてから弓を放つわけですが、その時にすぐ放ってしまうクセを言うんですね。

でも、このクセを病と呼んでもおかしくないのにはそれだけ重要性があるんです。

弓道の動作射法八節

弓道の弓を引く動作を8つに分けて

射法八節

と言います。

「足踏み」「胴造り」「弓構え」「打起し」「引分け」「会」「離れ」「残身(心)」

の8つになります。

その中の「会」という動作。

これは、「引分け」で弓を引いた後の、矢を放つ前の動作になります。

この動作が、幾秒も持たない場合や無い状態のことを早気(はやけ)と言います。

では、何秒くらい保つものなんだろう?と弓道経験のない私は思ったのですが・・・

ハッキリ何秒と決められた数字はないようですが、目安として

的に当てる事で勝敗が決まるような大会・・・3~5秒

審査や格式高い礼射の時・・・7秒

とあるようです。

7秒って結構な間になりますよね。
集中力を高めてシーンとした張り詰めた空気を作るのには、7秒!
このくらい必要なのかもしれませんね。

あ!弓道では的に矢があたることを

中る と書くんですよ。
覚えておきましょう。

早気の原因

では、なぜ早気になってしまうのでしょう?

会を持たなくても、的中する経験から

「会そのものが怖い」

「矢を離すことに意識がいってしまい動作を止めることができない」

人それぞれ原因は違う物の、大体この3つに当てはまる例が多いようです。

詳しく解説しましょう!

「会を持たなくても、的中する経験から」

会を持とうと思えば持てるんだけど、別に会を持たなくても中るよね。
と心の中で思ってしまい、また会を持たなくても実際中った経験から早く矢を離したくなってしまいます。

「会そのものが怖い」

これ、どういうことかと思いましたが、口元に矢がきたら恐怖で早く手元から離したいと思ってしまい、会が持てないというものです。

「矢を離すことに意識がいってしまい動作を止めることができない」

一連の動きがクセになってしまっていて、条件反射で矢を離してしまうので、会の動作で止めることができない。
というものです。
治すのにとても時間がかかる人が多いとのことです。

早気がダメな理由

会を持たなくて、早気だってさ、中るならいいんじゃない?

と、思ってしまいますが・・・

それは大きな間違いで、初期の早気を治さず放っておくと進行していまいます。

そして、会を持てなくなった頃には、即発射してしまうので的中率は当然下がります。

もう簡単には直らなくなってしまい、心と体がバラバラになり精神的に追い込まれてしまい、弓道を辞めてしまう人も少なくないのです。

そう、湊もそうでしたね。

早気が治った体験談

■弓道を始めて1年くらいの中り出した頃に早気になりました。
巻き藁の練習ではなんとか会を持てるのですが、的の前に立つと会に入った瞬間に離してしまっていました。
試行錯誤を繰り返し、直るまで1年以上かかりました。(高3・男子)

■早気な事には気づいていましたが、中るので直そうとしませんでした。でも、的中に浮き沈みがあり、その原因は早気だと分かっていたので、半年ほど徹底的に向き合って直しました。
初心に返り、7秒会を持つ素引きをひたすらを2か月続けました。(高2・女子)

■高校で弓道を初めて、1年で早気が発症、2年で口割りまで持ってこれなくなりました。私の場合、「会が委縮している」との指摘を受けて、無意識に「縮む前に離れてしまおう」と思うようになりました。
早気を治そうと練習量を増やしたことが、肉体疲労・精神的ストレス要因となり、早気が重症化してしまいました。
図式を書いて脳に刷り込み、巻き藁でひたすら練習、的で練習、これをひたすら繰り返し、半年でやっと治りました。(高3・男子)

■私は、引き分けながら離れをしていたほどの早気でした。
そこで、的を立てずに安土に向かって射を行うと、会が自然に持てたので、1週間ほど続けると普通に的があっても5秒までいかなくても、3秒は持てるようになりました。(高2・男子)

Sponsored Link

早気の克服する呼吸法とは?

早気の原因によって克服法は様々あると思いますが、呼吸法を用いている方が多いようです。

人間は集中したり、不安になったり、興奮すると呼吸が浅くなってきます。

この呼吸が浅い状態は、すぐに行動に移せるようにという体の反応なのですが、この時筋肉が緊張しています。

緊張している筋肉はしなやかでないので、弓道における重要な伸びができにくくなっているのです。

そこで・・・

・弓を引く前に深呼吸をする
 ※音たてながら息を吸い、音を立てながら息を吐いて下さい。
この時にしっかり息を吐き切り、吸うことが深い呼吸のポイント。
深い呼吸は自律神経を整える効果があり、早気であることへのイライラ、不安といった感情がおさまります。

・会の状態で呼吸を意識する
※会の状態で呼吸が深ければ、不用意に矢を放つことはないはずです。
深い呼吸数を意識することで早気克服につながります。
引分けで大きく息を吸いながら引いて、目通りから小刻みに吐いてください。

まとめ


早気・・・いかがでしたか?

弓道を経験した人でないと分からない!

弓道を経験した人なら、早気を経験した人なら痛いほど分かる!

と言われる奥深い早気を説明しました。

湊が早気と向き合い克服していく姿、応援したくなる!!
放送が楽しみですね!

Sponsored Link
ABOUT ME
いろは
いろは(^^♪ 『お気に入り』を中心に 色々なジャンルの情報発信しています!